原因・対策
・ナイフ(859K)の摩耗
・部品交換して下さい
紐を切るナイフの切れ味が悪くなっている可能性があります。
ナイフの交換についての動画がありますので、参考にしてみて下さい。
・糸締メ装置の締め付けが緩いとき
・糸締メ装置のダイヤルを(TIGHT)の方向に回してください
ナイフの切れ味が良い状態でも紐が張られた状態でないと、切れが悪くなる可能性があります。
紐の流れ、張りの調整をしてみて下さい。
・カッター(Y5617)がぐらつく
・ナイフ戻シカシメピン(861)をカシメなおして下さい
カシメが弱くなっている場合もありますが、中の軸が摩耗してガタつきが起こる場合もあります。
摩耗が酷い場合は部品の交換になりますので弊社にご連絡下さい。
・ナイフカッター(Y5617)とカッターピン(860)との間に隙間ができたとき
・カッターピン(860)を交換して下さい
カッターピンを取り付ける為のナットが緩んでいる可能性があります。
その場合はナットをしっかりと締めこんでください。
その他、カッターピン部分の油切れでカッターが上手く動作できずに切れない場合もあります。
その場合は上記画像の黄色線で囲った部分に注油を行い、カッターピンに油を馴染ませて下さい。
・ナイフモドシ(Y5604)の案内穴の摩耗
・部品交換して下さい
正常
摩耗
長穴の角が摩耗ですり減ってしまうとナイフカッターが正常な動きができなくなるため、
部品交換が必要になります。
・ナイフモドシのバネ(862)が弱い
・部品交換して下さい
ナイフカッターが紐を切る為に傾いた後、元の位置に戻る為に必要なバネになります。
このバネが弱かったり破損していると、部品同士の噛み込みが発生する原因になります。
・ストッパーピン(Y5616)の折損
・部品交換して下さい
ナイフカッターが動作した後、ナイフモドシバネ(862)で引かれたカッターが
定位置で止まるようにするピンです。
先端がゴムのものや金属のものがありますが、動作に違いはありません。
破損した場合、ナイフカッターの動作開始の位置が変わるため、結束した後に紐が切れなかったり
糸押エに紐が残ったままになってしまう可能性があります。