自動紐掛機
注油ポイント
ここでは自動紐掛機の注油を必要とする個所を説明します。
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カム本体の注油ポイントは図のようになります。
上の図の実際の写真になります。
図の赤い点線で囲ってある場所には
注油しないでください。
他の部分に注油した油がその部分に垂れないよう注意も必要です。
・糸押エ部分
・クラッチ、フェーシング部分
結束不良やアームの連続回転等の原因になります。
クチバシ部分の注油個所は図のようになります。
ナイフ戻しピン(旧型)
ナイフ戻しピン(新型)
新型と旧型でピンの形は違いますがグリスを注油するポイントは同じです。
クチバシの隣にあるツキアゲロッドの図です。
ロッドが通っている穴2か所に注油します。
クラッチフォークのコロ、キックアウトレバーの擦れ合う部分にグリスと注油をして下さい。
上で説明したようにクラッチ部分には油が浸透しないよう注意してください。
上の図のキックアウトレバー部分を上から見た図になります。円で囲まれた部品と部品の隙間にに注油してください。
ルーズテーブル裏にあるバネ案内棒(黄色い円)にはグリス、赤い円で囲った穴には油を注油します。
糸上げレバーを上下させながら注油するとバネ案内棒全体に油が行き渡ります。
円で囲まれた4か所へ注油を行います。
メインギヤ(赤)
ブレーキカム(青)
スパーギヤ(黄)
チェーンテンションのコロ(緑)
円は書かれていませんがチェーンにも注油を行います。
紐が流れる際にコロからガラガラと異音が発生する場合には赤い円の部分、コロの側面へ油を1滴注油してコロを回し油を行き渡らせます。
アーム、糸上げレバーにあるコロも同様です。
コロの紐の通り道に油が付着する場合がありますので、その場合はよくふき取って下さい。