原因・対策
・Vベルトが伸びスリップする
・モータベースについているVベルト張り調節ナットを緩めて調節して下さい。 (調節後は必ず上下のナットを締めて下さい)
Vベルトの伸びの他、上記画像のような摩耗や破損によっても同じような症状になります。
ベルトは張りすぎないよう注意して下さい。
Vベルトの交換については弊社にご連絡いただくか、交換についての動画もありますのでご参考になれば幸いです。
・フェーシング(Y5208)に油類が付着しスリップする
・シンナー等で油を除去するか、フェーシングを交換して下さい
上記画像の中央の円盤部分がフェーシングになります。
ここが画像のように油類で汚れると症状が発生します。
応急処置としてはプーリからVベルトを外し、プーリを回しながら
フェーシング部分をパーツクリーナーを吹きかけ、入念に洗浄します。
フェーシングは機種によっては前後についていたり片側だけついているものもあります。
・バネ(671B・Y5209)の疲労や破損の為、フリクション板A(Y5204)の押付圧力不足
・部品交換して下さい
上記画像は分解した際の画像です
画像中央のバネになります。
部品交換には専用の工具が必要になる為、弊社にご連絡下さい。
・カラー(A)(Y5210)又は、カラー(B)(Y5211)を止めているテーパピンの折損による押付圧力不足
・テーパピンを取替えて下さい
上記画像のバネの先端にあるのがカラーA、結束機のフレーム背中側についているのがカラーBになります。
ピン抜き等の工具が必要です。
弊社にご連絡下さい。
・モータプーリのイモネジの緩み
・イモネジをしっかり締め付けて下さい
締め付けの際、モーター軸の平らな部分にイモネジが当たるように締めて下さい
・ブレーキが強すぎる
・ブレーキ調節ボルト(Y5907・Y5960)のナットを緩めて調整して下さい
上記画像のバネの上下にあるナットです。
バネ上のナットでブレーキの強さ 締めると強く・緩めると弱く
バネ下のナットでブレーキの高さ 締めると高く・緩めると低く
調整する事ができます